PDFを軽くする方法-容量を減らしてメール送信をスムーズに

PDFを軽くする方法-容量を減らしてメール送信をスムーズに

「PDFをメールで送れない」「ファイルが重すぎてアップロードできない」
そんな経験はありませんか?

ビジネス資料や見積書、チラシなどをPDFにする機会は多いですが、容量が大きいと送信や共有に時間がかかり、相手に迷惑をかけることもあります。

誰でもできるPDFの軽量化(容量を減らす)方法を、無料ツールからWordやAdobe Acrobatの機能まで、順を追ってわかりやすく解説します。

1. PDFが重くなる原因とは?

PDFが重くなる主な理由は以下の3つです。

1. 高解像度の画像が多い

印刷用などで300dpi以上の画像をそのまま埋め込むと、一気に容量が増えます。
特にスキャナで取り込んだPDFやパンフレット系の資料は要注意です。

2. フォントや埋め込みデータが多い

デザイン性の高いフォントや、リンク・注釈・レイヤーなどの情報を含むと、見た目は変わらなくても容量が重くなります。

3. ページ数が多い、または複数のPDFを結合している

複数のPDFを1つにまとめたファイルは、ページ数に比例してサイズも増加します。

2. すぐできる!PDFを軽くする5つの方法

1. 画像を圧縮してからPDF化する

WordやPowerPointなどで作成する場合は、画像を挿入する前に圧縮しておくのが基本です。
たとえば「TinyPNG」や「ILoveIMG」などの無料サービスを使えば、画質を保ったまま容量を大幅に削減できます。

2. PDFをオンラインで圧縮する

ファイルがすでにPDFになっている場合は、オンライン圧縮ツールを使うのが手っ取り早いです。

おすすめは以下の3つ

1. Smallpdf 無料でも十分使える。圧縮率が高い
 https://smallpdf.com/jp/compress-pdf

2. ILovePDF 画質を保ちながら軽量化できる
 https://www.ilovepdf.com/compress_pdf

3. Adobe Acrobat Online 安心の純正。品質が安定
 https://www.adobe.com/jp/acrobat/online/compress-pdf.html

どれもドラッグ&ドロップで完結し、数秒で圧縮可能です。
操作が苦手な方でも、初めてでもすぐ使えます。

3. AcrobatやPDF編集ソフトで最適化する

Adobe Acrobat Proをお持ちの方は、「ファイル」→「その他の形式で保存」→「最適化されたPDF」を選ぶと、自動的に無駄なデータを削除してくれます。
画像の解像度を下げたり、埋め込みフォントを外したりといった詳細設定も可能です。

4. PDFを分割する

容量が大きくてメール添付できない場合、複数のファイルに分割して送るのも有効です。
「PDF24 Tools」や「ILovePDF」の「分割機能」を使えば、ページ単位で分けられます。

5. ZIP圧縮する

WindowsやMacには標準でZIP圧縮機能があります。
PDFを右クリック → 「送る」→「圧縮(ZIP形式)フォルダー」でOK。
ただし、最近のメールサービスではPDFよりZIPの方が拒否されやすいこともあるので注意が必要です。

3. オンラインで簡単に軽くする無料ツール

ここでは、実際に使いやすい3つの無料サービスを紹介します。

1. Smallpdf

  • 日本語対応・操作が直感的
  • 無料でも十分高品質
  • Google DriveやDropboxと連携可能

※ 無料版は1時間に2回まで利用可能。頻繁に使う場合は有料版も検討。

2. ILovePDF

  • 画質と容量のバランスが良い
  • 複数ファイルをまとめて処理できる
  • 分割・結合・回転など機能が豊富

3. PDF24 Tools

  • 会員登録不要
  • 分割・結合・署名など多機能
  • 企業内での利用にも人気

4. Adobe Acrobatで容量を最適化する方法

もしAdobe Acrobat(有料版)を使用しているなら、最も確実かつ品質を保てるのがこの方法です。

手順

  1. AcrobatでPDFを開く
  2. メニューから「ファイル」→「その他の形式で保存」→「最適化されたPDF」をクリック
  3. 「画像」「フォント」「透明度」などの項目を調整
  4. 「監査」をクリックして、どの要素が重いか確認
  5. 最適化後に保存

コツ

・印刷用ではなくメール送信用なら、画像解像度は150dpi程度でも十分。
・フォントの埋め込みをオフにすると、さらに容量が軽くなります。

5. Word・ExcelからPDFにする時の注意点

WordやExcelから直接PDFを作る場合も、設定次第で容量は大きく変わります。

Wordの場合

1. 「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSの作成」
2. ダイアログ右下の「オプション」→「ISO 19005-1準拠(PDF/A)」のチェックを外す
3. 「最小サイズ(オンライン発行)」を選択

Excelの場合

・不要なシートを削除してからPDF化
・印刷範囲を指定
・画像や図形が多い場合は、圧縮してから貼り付ける

6. メールで送れないときの代替手段

PDFをどうしても軽くできない場合は、次のような方法もあります。

1. クラウド共有リンクを使う

Googleドライブ・Dropbox・OneDriveなどにアップロードし、共有リンクをメールに貼るだけ。
相手も簡単に閲覧・ダウンロードできます。

2. ファイル転送サービスを使う

「ギガファイル便」や「firestorage」などのサービスを利用すれば、2GB以上の大容量ファイルでも無料で送信可能です。
セキュリティを重視する場合は、パスワード付きURLを使いましょう。

7. PDFを軽くする時の注意点とまとめ

PDFを軽くする際は、次の3点に注意しましょう。

1. 画質を下げすぎない
 文字や写真がぼやけて読めなくならないように。
2. 編集可能なファイルは削除前にバックアップを
 最適化後は元に戻せない場合があります。
3. セキュリティ機能(パスワード保護など)を再設定
 圧縮時に設定が消えることがあります。

まとめ:軽いPDFで、伝わるビジネスを

PDFの容量を減らすことで、メール送信の手間が減り、
相手にも「仕事が丁寧な人」という印象を与えられます。

・まずはオンライン圧縮ツールで軽量化
・頻繁に使うなら、Adobe Acrobatで最適化
・どうしても無理なら、クラウド共有や転送サービス

目的に合わせて使い分ければ、もう「重いPDF」で困ることはありません。
今日からぜひ実践してみてください。

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